プレス資料

   

若手農家の挑戦

里芋を小田原の特産品に!

小田原市の若手農家二人が2023年11月の収穫に向けて、里芋栽培の取り組みを開始しました。小田原市鬼柳地区の農家の方々の協力の元、休耕田を活用した新たな特産品の開発に向けて動き出しています。

■2023年度 作付け面積/1ヘクタール、収穫見込み量/15トン

           

生産者代表 プロフィール

細谷豊明(ほそや とよあき)
1975年、北海道生まれ。イギリス留学を経て、東京都内の食品宅配会社などで勤務。2019年より小田原市下曽我にて農業研修を開始し、2022年に小田原市の認定新規就農者になる。農業歴は3年。得意分野/作物のPR、販売促進、インターネット関連への強み。

(2022年10月現在)

北条太郎の物語

北条太郎の名前の由来

小田原市の誇りである後北条氏の「北条」と里芋の英名「taro」を掛け合わせた商品名。小田原市の方々や、全国のお客様に親しみをもって覚えてもらえるように人物名を想起させる愛称にしました。

*登録商標

里芋の起源について

小田原の常念寺をルーツとするこの里芋(在来種)は、その優れた食味から、戦前には関東一円で広く栽培されていました。その後、生産が衰退しましたが、神奈川県農業技術センターに系統保存されていた種芋が有志の農家によって現代に復活。「北条太郎」はこの里芋を起源にしています。

     

SDGsへの取り組み

キノコ類の栽培の過程で産業廃棄物として処理される廃菌床を堆肥化して圃場に戻す取り組みをおこなっています。

     

種芋栽培&収穫レポート

2022年2月22日(火)

隣町に圃場を確保。雑草だらけだったこの畑も業者さんのおかげで整備されました。

       

2022年3月6日(日)

小田原市内のしいたけ農家さんから廃菌床を運搬します。

       

       


2022年3月12日(土)

畑づくりがスタート。苦土石灰と堆肥(廃菌床)を撒いて、トラクターで耕運。

       


2022年4月1日(金)

里芋の天敵・コガネムシの幼虫対策の為に土壌の消毒を行う。


2022年4月13日(水)

種芋の植え付けがスタート。

     


2022年4月30日(土)

早くも里芋の芽が出てきました。大きく育ってほしい。


2022年5月28日(土)

着々と成長中。


2022年7月15日(金)

日照りにも負けず、大きく育っています!そろそろ灌水をしないといけません。

      

2022年8月6日(土)

ここにきて、雑草問題に頭を悩ませています。

       


2022年8月8日(月)

芋の生育を確認するために一株掘り返してみましたが、まだのようですね。


2022年8月19日(金)

通常の堆肥(左)と廃菌床を散布した圃場(右)との比較。初期生育は廃菌床の方が圧倒的に良いです!


2022年8月29日(月)

本日も草刈り。昨夜の雨粒が里芋の葉に残っていてなんとも素敵な光景。


2022年9月13日(火)

3か月かかった草刈りがようやく終わりました。来年は除草を徹底的にしなくては。反省点が多い夏でした。

       


2022年10月21日(金)

子芋が成長していました。いよいよ収穫が間近に迫っています!

       


2022年10月22日(土)

収穫に向けて、茎の伐採を開始しました。

       

       


2022年11月27日(日)

いよいよ種芋の掘り出しです。

      

      


2022年11月28日(月)

掘り出し2日目。ようやく圃場の半分を掘り出しました。

      


収穫までの様子は随時更新していきます。

 

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